MYSTERY RANCH Maniac

ミステリーランチの研究ブログ

【追記】新Wildernessシリーズについて

新しいハンティング用ラインナップであるWildernessシリーズについて見落としていた情報がありましたので、追記します。

 

Wildernessシリーズを構成するパックは以下の5つになるようです。ソースは前回と同じくAmmoLand.comから。

www.ammoland.com

 

 The Wilderness Series Lineup:

Marshall: The paragon, backcountry backpack
Metcalf: The king of hunting backpacks
Pintler: Streamlined, bowhunting backpack for overnight hunts
Cabinet: The day hunting pack that transforms
Scapegoat: An agile hunting daypack for carrying core gear

 

鑑だの王者だの洗練されただの、抽象的な説明が並びますがこれを見る限り前回のMarshall、MetcalfとScapegoatの3つの他にPintlerとCabinetというモデルが用意されていることが分かります。

さらに某所ではPintlerがLongbow、CabinetがCrewCabとそれぞれ同等品として紹介されていたことから新しいハンティングシリーズを立ち上げるにあたって製品の命名ルールを統一することにしたようです(ちなみにピントラーもキャビネットもモンタナ州にある山や麓の荒野の名前)。

現在のところ、この2つの製品が名称変更のみに止まるのかデザインにアップデートがあるのかは判りませんが、DragonSlayerはディスコンとなり、全く新しいデザインのScapegoatに役目が引き継がれるようです。

 

追記

 

Pintlerのものと思われる画像が某所に紹介されていました。

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画像を見る限り、現行Longbowとの違いはサイドポケットの追加などマイナーなものに止まるようです。

Cabinetについても画像を見つけ次第こちらで紹介したいと思います。

THE NEW METCALF PACK & SCAPEGOAT PACK

先日お伝えした2016年度のハンティング用モデルの詳細がこれまたAmmoland.comから紹介されています。

 

www.ammoland.com

www.ammoland.com

 

ひとつは超高機能ズタ袋ことMetcalfのマイナーアップデート版。もうひとつは前回の記事で言及した、シンガポールでの製品発表会の写真に写り込んでいた謎のモデルです。

 

記事によれば、この謎のモデルはScapegoat:スケープゴートという35Lクラスの製品で、現行のDragonslayerを補完するデイパックという位置付けのようです。スケープゴートというと生贄のことですが、俺は熊に喰われる生贄よ、という自虐的なネタではなくMetcalfと同様に地元モンタナ州西部にあるスケープゴート山や麓のスケープゴート荒野からきているものと思われます。

 

これで既に存在が判明しているTeraplane+Metcalfな長距離用のMarshallと、新設計のMetcalf、Scapegoatと新世代のハンティングラインが出そろった形となります。CrewcabやDragonslayer、Longbowなどの現行ラインも発表会のスライドで紹介されていることから引き続き供給されるものと思われます。(それぞれモデルチェンジされることが判明)

 

 これらの2016年度版ハンティングシリーズ(ワルダネスシリーズ)は特にアナウンス無しに段階的に出荷されているようで、幾つかのサイトで既に販売されているのが確認できます。

 

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某所で紹介されていたScapegoat。

この時点では情報が無かったため他社製品を誤って掲載しているのかと思っていました。以前バックカントリースキーヤー向けに開発されていたFUZE(SaddlePeakとは異なるデザインのもの)というモデルに似た馬蹄形の開口部が確認できます。

上記のショップではDragonslayerと混同していると思われる記述があり、注文してもどっちが届くのか分からないという有様でした(汗)。サイズ的にScapegoatと競合するため、もしかしたら近いうちにDragonslayerは廃盤になるのかもしれません。

 

ハンティングシリーズでは唯一Dragonslayerのみが日本で販売されていますが、Scapegoatはサイズからいっても今後日本で販売される可能性もゼロではなさそうです。

 

Guide Light Frame

Ammoland.comが、MysteryRanchの新しいハンティングスポーツ用軽量フレームシステムについて報じています。

記事によれば、2016年以降登場する新たなハンティング用パックシリーズ向けに開発されており、従来のNICEフレームに比べて軽量であることが特徴のようです。

記事中ではそのプロトタイプと思われるイラストも掲載されています。

既に報じられていたアウトドアスポーツ向けの2016年モデルも軽量化が特徴になっており、これまでの軍用路線からは徐々に離れ創業期に見られたようなスポーツ路線にシフトしていくようです。

 

www.ammoland.com

 

[追記]

以下、本文の簡単な訳です。注:内容の正確性については保証しません(汗)

 

モンタナ州ボーズマン発

機能や快適性、品質、耐久性に注目した数々の製品でパック業界を牽引するミステリーランチが、ハンター向けパックの新たな"Wildrness:ワルダネス"シリーズのための超軽量・高耐久性な基礎となる新”Guide Light Frame:ガイド・ライト・フレーム"を発売する。

 

2016年の"ワルダネス"シリーズを設計するにあたって、ミステリーランチはこれらの専門性の高い道具たちに10年来のパック製造技術と貨物運搬のノウハウを融合させた。採取のためにものすごい重量を背負わなければならない僻地での狩猟時、ハンター達は重量に打ち勝つためにもっと論理的な設計がなされた運搬用フレームとハーネス技術を必要としている。長い目で見れば、重さが考慮されないままでいれば疲労が早まり、ぶっ倒れてしまうからだ。

 

ミステリーランチの全社員は新しい、2016年にむけた同社初のハンティング専用フレームである”ガイド・ライト・フレーム”の発売に沸いている。

 

「ガイド・ライト・フレームは最新で革新的なソリューションと収穫作業を楽にする助けを探し求めるバックカントリーハンターや山岳ガイドのための我が社の新たなスタンダードとなるでしょう。」と、自身も公有地での狩猟許可を持つDIYハンターであるミステリーランチのマーケティング・マネージャ、Ryan Holmは語る。

 

ミステリーランチのR&Dチームが一年以上をかけたガイド・ライト・フレームは前モデルより軽く、より長身となり、革新的なロードベアリング・ソリューションでもってハンター固有の課題に取り組んでいる。加重によってより固くなるよう設計されているというこの新たな技術はハンター達のより軽快な獲物の追跡や、より安定した採集を可能にする。

 

ミステリーランチ製品にはいかなるコストダウンのためのB級素材の使用も、製造工程短縮のための端折りも見当たらない。それらのパックは高い品質をハンティングと道具双方に求めるスポーツマンのためのものなのだ。

 

主な特徴および仕様

・同じ力で二倍きつく固定できるリダイレクト・ウェストベルトはより人体の構造に適合しつつ、快適さを保ったまま背中からの荷重を保持する。

・適切な快適性のために完璧な荷重配置を実現するマウンテン・ヨークおよびヨーク・フレームシートによる、完全に調整可能なトルソー・アジャストメント機構。

・ウィング外側のウェストベルトと層状の腰部構造が3つのアタッチメントポイントを介して荷重の横移動を抑制し、安定させる。

・組み込み式のロードリフター・エクステンションが、長く重たいパックにより良い形態とより大きな機能的安定を与える。

 

ガイド・ライト・フレームは新しいミステリーランチのハンティングコレクションである、1964年にアメリカで制定された原始地域法で指定を受けたモンタナ州の自然保護地域にちなんで命名された"ワルダネス"シリーズの各製品に組み込まれる。もし諸君がハンターとしてより遠くにより多く運搬したいと考えるならーそしてそれを最小の荷重と労力で済ませたいならーガイド・ライト・フレームと新しい"ワルダネス”パックシリーズはまさに諸君の探し求めていたものだ。

 

ちなみにguide lightとは誘導灯のことですが、光のlightと軽さのlightを掛けたのでしょうか、、、。

注目なのは、これまでCrewCabやMetcalfなどのパック向けに提供されていたLift Kitが標準装備っぽいところでしょうか。軽量化されるのはいいとしても、あまり物が入っていない状態で頭の後ろに角がニョキッと生えてるのはビジュアル的に微妙かもしれません、、。

 

[追々記]

Mystery Ranch Singapoleが8月にFB上で公開していた2016年春モデルの説明会を撮影したアルバムにGuideLightFrameが出ていました。

従来のNICEフレームだと思って見逃していたようです。

リンク先では既存のMetcalfやMarthallの他に、何やら見慣れないパックが後ろにぶら下がってるのが見えます。迷彩模様のためディティールは分かりませんが、おそらくは前述の新Wildrnessシリーズのひとつと思われます。

www.facebook.com

Mystery Ranch 最新情報!

Outdoor Retailer Summer 2015のレポートにMysteryRanchのブースが紹介されています!

www.carryology.com

 

既に判明していたJAVA以外にも、CARINやSCREE(がれ場)と名付けられたアウトドア向け軽量モデルや女性用モデルが登場するようです!

小指でバッグの重さを競うことに何の意味がある?なんて強がっていたDanaですが、やはり時代の流れには逆らえずでしょうか。世界がやや平和になったということなのかもしれません。

記事ではそのほかにも既存モデルの(同社にしては)奇抜なカラーバリエーションのサンプルを見ることができます!