MYSTERY RANCH Maniac

ミステリーランチの研究ブログ

PINTLER PACK

明けましておめでとうございます。

年明けから早速、今年度モデルの情報があがっています。
 
ソースは前回同様Ammoland.comより。

www.ammoland.com

前回の記事では外観のイラストと、内部の写真のみでしたが今回は外観の写真が公開されています。

また、先代のLongbowとは異なりMetcalfなどと同様にOverloadシステムを搭載することが記されています。

フレームとパックの間に荷物を挟み込んで運搬できるOverloadシステムはこれまで軍用のOverload 3Zipなどで採用されており、パック内部に収納しきれない長尺かつ重量のある得物をフレーム(背中)に近い位置で保持できるため非常に有用な機能です。ハンティング業界でもこうしたパックに収まりきらない得物(獲物)を何とか運びたいという要望は強かったらしく、CrewCabやKingCab(CrewCabにLongbowをつけられるようにしたもので、販売されたのかは不明。)が考案され、Metcalfのように簡易的なOverloadシステムを採用したものが登場するに至りました。

今回発表されたPintlerはMetcalfより一回り小さいクラスのパックですが、3ZIPを採用しているために使い方はだいぶ異なってきます。Metcalfのメインコンパートメントは獲物を収納することを想定して簡素なただの袋になっており、空荷の状態ではペチャンコになることも売りのひとつです。一方のPintlerはメインコンパートメントに3ZIPを採用しており、機材など素早く取り出したいものを入れるようデザインされていて獲物を入れるようにはできていません。

ハンティングのことはよくわかりませんが、恐らく機材を一杯持ち歩いて中型の獲物を狙うハンター向けなのがPintlerで、機材は最小限で大物を狙うハンター向けがMetcalfやMarshallと言うように細かなニーズに対応しているものと思われます。

 

筆者は以前から日頃の旅行・出張にOverload 3ZIPを愛用していて、Overloadシステムはお土産や現地でゲットした「獲物」を運ぶのに重宝していたのですが、軍用のOverload 3ZIPはそれ自体が重く取り回しに苦労することもしばしば。今回発表されたPintlerは、新しいGuideLightFrameと併せて軽量かつOverloadシステム搭載モデルという魅力的な選択肢を与えてくれそうです。