SCAPEGOAT
目がチカチカするっ!!
のっけから失礼しました(汗
2016年の新製品、SCAPEGOAT PACKをご紹介します。
以前お伝えした際は未発売(予約)でしたが、1ヶ月ほど前から入手可能になっています。Foliage色は入荷が遅れていたため、やっと手元に届きました。
Scapegoat Packはモンタナ州のスケープゴート山・荒野の名を冠した35Lクラスのバックパックで、Dragonslayerのクラスを引き継いだハンティング用バックパックです。
寸法は約70x30cmと一般的な30Lクラスのバックパックに比べ10cmほど縦長。
そのため非常にスリムな印象で、正面から見た様はムーミンのニョロニョロそっくり。
厚みは約18cmとこのクラスのバックパックとしては普通です。
パック表面にはコンプレッションが横に2本、ボトムに2本、ボトルポケットが左右に2つ。
シンプルですが、欲しい機能はきちんとついているという感じです。
細かな物はトップリッドに収納できます。
ポケットは2つあり、下の方がやや大きく作られていますがさほど大きくはなく、オーガナイザーやキーチェーンなども付いていません。
ヨークは大きく変わりませんが、チェストストラップがハイドレーションチューブのクリップを兼ねる様になっています。
ウェストベルトはTHORにみられたような厚くて大きなウィングを薄いウィングが外から包み込む構造で、締める際は前方に向かってストラップを引く形になっています。
2重構造のウェストベルト。
外側の薄いウィングには左右とも4x2のPALSが付いていますが、内側のウィングのストラップが横断していて全てを使える訳では無さそう。
また内側のウィングは取りはずせますが、薄いウィングにストラップは付いておらずそのままウェストベルトとして使用することは不可能です。
Dragonslayerではウェストベルトを本体左右に跳ね上げて収納することが出来ましたが、Scapegoatでは内側のウィングを外して外側のウィングをランバーサポートの内側に折りたたむしかなさそうです。
WildernessシリーズではFUTURAヨークのフレームシートを取り出すストラップにロゴとサイズが刺繍されています。
フレームシートもこれまでとは異なる形状でロゴ入り。
メインコンパートメントは馬蹄形のジッパーを左右に開くことで大きく開きます。
使い込めばフラップを引っ張るだけで開きそうですが、試してみたところ抵抗が大きくスムーズにはいかず。
フラップ側には何もギミックはなく、見えているメッシュはトップのポケットの底。
バックパネル側にはハイドレーション用のポケットとストラップが付くのみ。
上端左右のベルクロはグラスファイバー製?のポールを固定するもの。
底にもギミックはありません。
スペックシートを見る限りでは、3DAPなどと同様2重に底材が使われているとのこと。
左右両端にビームの片端が見えます。
ScapegoatではXフレームではなく、ポールを垂直に配しているのが分かります。
このScapegoatはPIモデルですが、Bozeman製があるかは不明です。
ここまでざっとScapegoat Packを紹介しました。
実はこのパック、去年公開されていたMRのムービーにその試作品が登場していました。
、、、ヒーターで熱したりするんですね(汗
以前の記事でも触れたように、MRは新しいモデルにおいて積極的に軽量化を進めている様です。このScapegoatも実測1.72kgと一般的なバックパックに比べて特別重くはなく、登山用としても苦にならないスペックではないでしょうか。
ScapegoatをはじめWildernessシリーズは日本でも展開される様なので、近いうちに高尾山でも見かける様になりそうです(笑
MysteryRanch Scapegoat: ☆
☆☆☆☆☆ 情報が乏しく、モデル名・使用用途が不詳な物。
☆☆☆☆ カタログに記載はないが、ネット上に情報のある物。
☆☆☆ 過去カタログに記載されていたが廃盤となった物。
☆☆ 現行品だが国内での入手が難しい物。
☆ 正規取扱店で入手が可能な物。
★ 別注・限定品。