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MYSTERY RANCH Maniac

ミステリーランチの研究ブログ

HEBGEN HYDRATION CARRIER

MILITARY ACCESSORIES

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前回お伝えしたShotShow2017ではSPEARシリーズの他にもひっそりと興味深い小物が展示されていました。

 

 

下の写真はFacebookで公開されているものですが、RFAKやVLAKの傍に何やら無線用のポーチの様なものが写っています。

https://scontent.xx.fbcdn.net/v/t1.0-9/fr/cp0/e15/q65/16142637_865184500251760_7618319581883768664_n.jpg?oh=cd167f3c88bd2bb608838e2c0c55b782&oe=5903D63C

facebook.com

 

こうしたアクセサリーは過去のShotShowでも展示されており、後に商品化されるものもあれば全く音沙汰がないままのものも。今回はそんなアイテムの中から、2015年のShotShowで紹介され話題になったものの殆ど出回ることの無かったハイドレーションパック、HEBGENをご紹介します。

 

 ・HEBGEN HYDRATION CARRIER

HEBGENは、3Lクラスのハイドレーションを運用するための小型バックパックで、同様のものはアウトドアのトレラン界隈から始まって現在ではミリタリー領域でも広く使用されています。

MysteryRanchのバックパックは創業当初からこうしたハイドレーションへの対応に力を入れており、DaypackLidに代表される様なハイドレーション対応・専用ポーチはこれまでも制作販売されてきました。

HEBGENの特筆すべきところは、これまで知られている同社のハイドレーションアクセサリーの中で最も「凝った」つくりである点です。

 

www.tokyo-dar.com

www.saba-navi.com

↑調べた範囲では、Eurosatory2014とShotShow2015で展示されたのみ。当時は私も胸躍らせましたが、結局国内発売どころかカタログ掲載すらされず、、、。

 

 

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正面観。どことなく虫を彷彿とさせるルックスですが、V字のジッパーがMysteryRanchらしさを醸している他、PALSウェビングがいかにもミリタリーな雰囲気です。

 

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背面にはDaypackLidやHitchHikerに採用されているスリムタイプのハーネスが装備されており、バックパックとして使うことができます。

 

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このハーネスは他のモデル同様バックパネルの中に収納することができます。

上下左右にある4つのコンプレッションベルトは末端のバックルを取り外すことができ、プレートキャリアなどのPALSテープに取り付けることができます。こうしたシステムはMysteryRanchに限ったことではなく、Camelbakなどのポーチでも同じ様なシステムが採用されています。

 

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必要性は微妙ですが、この様にFLATHEADなどPALSウェビングを持つバックパックにも子亀のごとく装着することができます。

この脱着式バックル(NationalMoldingのSnapTensionLock#10101)は脱着に力とコツが必要で、4つ全てを脱着するのには5分ほどかかります。そのため、残念ながらYジッパーシリーズとの相性は悪くバックパックに取り付けるならバックルの交換か、トップローディング型のバックパックを選ぶ必要があると思います。

 

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内部にはポケットなどはなく、蓋にハイドレーションチューブ用の穴があるのみ。この穴は中央が縫い付けられており、チューブを左右に振り分ける様になっています。

 

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Vジッパーの内部へのアクセス性は非常に良好で、ハイドレーション用に留めるのは勿体無い出来です。

2017年にはAGILEというボディバッグの登場が予告されていますが、このHEBGENも左右のハーネスを交差させてボディバッグとして使うのにもってこいです。ストラップがやや短いので、オプションの延長ストラップを利用すると便利です。

 

このHEBGENはモンタナ州のヘブゲン湖から取られた名前と思われ、日本では公式には販売されなかったようですが香港や韓国のユーザーが利用している画像を投稿している他、トルコの代理店で短い間通常販売されていました。

 

MysteryRanchのバックパックは近年、作りはいいけど普段使いには筋力が必要なミリタリーモデルと、極端に安っぽいアウトドア・EDCモデルに二極化している傾向があり、こうしたミリタリーだけど普段使いも苦じゃないようなアイテムがもっとあってもいい気がします。

 

 

SHOT Show 17 - Mystery Ranch Military Workbook - Soldier Systems Daily

↑今更ですが、2017年のMilitaryWorkbookをご紹介。

 

 

MysteryRanch HEBGEN: ☆☆☆☆
☆☆☆☆☆ 情報が乏しく、モデル名・使用用途が不詳な物。
☆☆☆☆ カタログに記載はないが、ネット上に情報のある物。
☆☆☆ 過去カタログに記載されていたが廃盤となった物。
☆☆ 現行品だが国内での入手が難しい物。
☆ 正規取扱店で入手が可能な物。
★ 別注・限定品。

NEW SPEAR SERIES

NEWS & INFORMATION

ShotShow2017にて、長らくベールに包まれていたMysteryRanchの「SPEAR」シリーズがお披露目されました。


SHOT Show 17 - Mystery Ranch SPEAR Packs - Soldier Systems Daily


これらのパックはUSSOCOMの新たなバックパックを選定するSPEARプログラムに参加し、見事再び採用されたとの情報が以前から出ていました。

Breaking - USSOCOM Selects Mystery Ranch Packs, Again - Soldier Systems Daily


SPEARシリーズはSOCOMの要請に応じてAssault(53L)、Patrol(82L)、Recce(102L)の3サイズ展開となる様ですが、MysteryRanch.comのティザーではAssaultが〜41Lと紹介されていたためか「Assaultで53Lってデカくね?」といったコメントがさっそく寄せられています。とはいえ、もともとSOCOMが要求していたスペックでは3000〜4000cu-inとなっているため、53L(3200cu-in)は決して規格外ではなく、これまでのSATL(56L)を置き換えるモデルと考えられます。


今回公開された3種のバックパックはいずれもSATLなどでみられた固定ハーネスに替わってフレームシステムを採用しており、GuideLightFrameにBVSを追加した様な新設計のフレームが合わせて紹介されています。



SHOT Show 2017 Mystery Ranch SPEAR

動画では新たなフレームの名が「SPEAR Frame」であることや、従来のグラスファイバーとカーボンファイバーを用いたコンポジットステーからカーボンファイバー単材ステーになっていることなどが紹介されており(0:46)、見た目以上に軽量化を意識したものであることがわかります。


これらのパックはMysteryRanch.comに既にラインナップされているため、本国では一般販売される予定の様です。

OLIVE DRAB

3 DAY ASSAULT RATS MILITARY RARE FABRIC

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あけましておめでとうございます!

昨年は新製品の紹介に終始してしまいましたので、2017年一発目はMysteryRanchのレアなカラーバリエーションを紹介しようと思います。

 

以前、RFAKをご紹介した際にMysteryRanch製品のカタログに載らないカラーバリエーションとしてオリーブドラブ(OD)があり、様々なイベントの画像や動画などから多くのミリタリーモデルがODカラーで製作されている事が分かっていました。

 

mysteryranch.hatenablog.com

 

 ↑IWA2015にて。ODカラーのROUSとMountainRuckが確認できます。

 

 

今回はそんなODカラーモデルの中から冒頭画像の5モデルを紹介していきます。 

・RATS Pack

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2014年10月のタグがついたBozeman製RATS。

モデル名はNRO (Nice Rats Orivedrab)。

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Foliage色のRATSと比べるとこの通り。めっちゃ緑色です。

ちなみにFolidge色の方は2012年製ですが、トップリッドを留めるバックルがAutoLockタイプなのに対してODでは一般的なDoubleBar型になっています。その他の部分はAutoLockのままなので緩めやすさなど機能面を考慮した改変と思われます。

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 この通り、中のポーチに至るまで全てODです。

 

・NICE Frame

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 現行のBVSがついたNICEフレームです。

RATSとともにMontanaHighwayPatrol(MHP)の方がチャリティ目的で出品されていた物を譲って頂きました。

最初はMRのお膝元であるモンタナ州ですから、現地ではこんなのが手に入るんだなー程度にしか思っていませんでしたが、MHPの制服を見てODである理由が何となく理解できます。

実際に使用されているのかは調べきれませんでしたが、アメリカにはMHPの他にもOD色の制服を採用している法執行機関(特にSWAT)が多数あるのでそういったところで需要があるのかもしれません。

 

・3DayAssault BVS Pack

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言わずと知れた3DAPのODカラーで、2014年2月のPIモデル。

これまでShotShowや南米の代理店が作成したムービーで姿を見ることができた同パックですが、こちらはなんと北欧はフィンランドから。

フィンランド軍のフィールドユニフォームはドイツ軍のフレックターンを思わせる迷彩柄ですが、装備品はODカラーの様子。こちらも使用されている画像などは確認できず、販売も限定的だったようですが個人単位で使用されているのでしょうか、、?

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 ODカラーのRFAKもこれならピッタリ!

 

・Loadcell SP

最後は2016年にBEAMSが別注品として販売したODカラーのLoadcellで、珍しくBozeman製、肩掛けに丁度いいようストラップが長めに設定されたモデルということで注目されました。今回ご紹介したなかで唯一国内販売されたものになります。

www.beams.co.jp

 

 

以上、カラーバリエーションネタいかがでしたでしょうか?

ODカラーは次期2017年モデルでも"Olive"という名前でいくつかのモデルで採用されているようですので要チェックですね!

COULEE 40【Review】

3-ZIP MODEL COULEE

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2016年もいよいよ残り少なくなってまいりました。

今回はクリスマス企画(?)という事で注目の2017年モデルを一足先にご紹介します!

 

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2017年新発売予定のCOULEE 40は今年登場したSCREEとほぼ同じ40Lのアウトドア用バックパックです。

SCREEとの違いは何と言ってもパック正面に設けられた伸縮性のあるポケットですが、両サイドにポールホルダーが備え付けられているなど、よりトレッキングに寄せた作りになっています。

 

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内部はハイドレーション用のポケットが背面にあるだけのシンプルな構造です。

左右の白い棒はカタログによればカーボンファイバーフレームとのことですが、見た目はグラスファイバーっぽいような、、。

(縫い込まれているフレームもあるので、そちらのことなのかもしれません)

そのほかトップリッドに2つ、ウェストベルトにも2つのポケットがあります。

 

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ハイドレーションチューブは左右両側から導出することが出来ます。

 

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引き出したハイドレーションチューブはチェストストラップの基部に固定する事が出来ます。

 

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ウェストベルトはバックルを外す事で完全に外す事が出来ます。

40Lクラスのバックパックでウェストベルトが要らないという状況は山では無さそうな気もしますが、このサイズのパックを普段使いしたい方には便利な作りかと思います。あるいは、公共交通機関での移動の際に棚や預入れでかさばらないよう外しておくという使い方も考えられます。

 

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注目のエクステリアポケットは深さ26〜36cm(縁が斜め)、幅17cm(非拡張時)でレインコートやシートクッションは余裕で収納できる他、プロポーションを省みないのであれば夏山用のシュラフモンベルでいう#3あたり)位は入れる事が出来ます。

もっと分かりやすく言えば、2Lのペットボトルがキャップの辺りまでスッポリ収まるサイズ感、と言った所でしょうか。

 

 

これまでパックの中身を素早く取り出す事に主眼が置かれていた3-ZIPモデルですが、このCOULEEでは出したものを素早くしまう、とりあえず突っ込んでおける様にする事で今まで以上に素早い環境への対応を目指したものである事が伺えます。

惜しむらくは、排水穴がないために降雨時や結露する様なものを入れておくと底部に水が溜まってしまうであろう事と、実測1.95kgという重量でしょうか。まぁ、MysteryRanchを選ぶ方々にはむしろ重さはステータスなわけですが、、。

 

COULEE 40は今回ご紹介したOliveカラーの他Blackと女性向けモデルのConcreteの三色展開となる他、ひとまわり小さい25Lモデルも展開されるようです。正確なところはわかりませんが、国内では3月頃から30K前後で発売予定のようです。

 

 

 

 MysteryRanch COULEE 40: ☆(予定)
☆☆☆☆☆ 情報が乏しく、モデル名・使用用途が不詳な物。
☆☆☆☆ カタログに記載はないが、ネット上に情報のある物。
☆☆☆ 過去カタログに記載されていたが廃盤となった物。
☆☆ 現行品だが国内での入手が難しい物。
☆ 正規取扱店で入手が可能な物。
★ 別注・限定品。
 

THE NEW DIVIDE PACK

NEWS & INFORMATION

今年も残り少なくなり、今回もお馴染みAmmoland.comから新商品情報がモゾモゾと出てきました。

 

www.ammoland.com

 

他のハンティングモデル同様、恐らくモンタナ州の地名からDivideと名付けられたこのパックは、左右両サイドの縦長なポケットと上下のフラップで中央のスペースを包み込むという、CrewcabやCabinetを彷彿とさせるハンティング用バックパックです。面白いのは中央に3ZIPを擁するコンパートメントが用意されている点で、ハイドレーションの他にもアイテムを収納できるようです。

とはいえ、容量は25Lとだいぶ小ぶりな上に、発売が予定されているScapegoat 25とサイズ的には競合しそうな気がしないでもありません。Cabinetよろしく獲物を巻きつけて運べるのがウリのようですが、それなら少し大きくてもPintlerじゃダメなのか、、。GuideLiteFrameは使いたくないけど、獲物は背負って運びたい!というニッチな要望向けなのでしょうか、、、。

ともあれ、久々にMysteryRanchらしい「攻めた」デザインには好感が持てます。今後もその道の人にしか使い方がわからない様なバックパックをどんどん世に送り出して欲しいものです。

 

他にも詳細な画像がGearshout.netで紹介されています。

www.gearshout.net

 

FLATHEAD PACK【Review】

FLATHEAD

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 以前お伝えしたFreak's Storeの別注第二弾、FLATHEADを入手しましたので詳しくお伝えします。

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FLATHEADはVEGAに続くFreak's Store特別モデルで、昨今珍しくなってきたMade in USAというのが売りのひとつです。

ただし、VEGAがそうであったように完全新規設計というわけではなく、先日のORで発表されたばかりのFRAZIERという未発売モデルがベースになっているとの事で、一足早く2017年モデルに触れる事ができる非常に興味深い製品と言えます。

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FLATHEADはトップローディングタイプのデイパックで、普段使い用とされていますがタグではMountainラインの製品ということになっています。開口部は昔流行った貯金箱の様に正面に向かって開くタイプで、KletterwerksのFLIPをひと回り小さくした様なパックです。

VEGAと比較するとサイズはほぼ同じですが、VEGAの1.20kgに対してFLATHEADは0.96kgと200gほど軽くなっています。

 

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 フロントビュー。

まず目を引くのはカラフルなFSパッチ、、ではなく、パック正面を覆う大きなパネル。Gunfighterや旧SweetpeaのStick-itを彷彿とさせる構造ですが、機能や作りは全く異なっています。これについては後述。

2つの写真を比較して頂ければ分かりますが、空荷の状態ではMysteryRanchパッチが隠れて見えないだけでなく、U字型のジッパーの角度が変わることで顔つきが微妙に変化するのが分かります。

 

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サイドビュー。

パックの両側面にはPALSが縫い付けられており、MOLLEなどの装備を装着する事ができます。

また正面のパネルから伸びるストラップがサイドコンプレッションとして機能しています。

 

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リアビュー。

心配していたハーネス周りについて、やはりというべきかFuturaシステム非搭載のFixedハーネスでした。ウェストベルトも用意されておらず、取り付ける仕組みもありません。

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とはいえ、リフターストラップは健在で引き絞れば写真の様に理想的な湾曲を与える事ができます。

今回のハーネスの肩部分にはちゃんとプレートが入っており、背負った印象はむしろFuturaヨークを装備するVEGAより良好でした。

Futuraシステムは背面長を合わせるシステムに過ぎず、ハーネスの形態や硬さが重要だという事を改めて感じます。

 

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コンパートメントはメインとトップリッド内のポケットの2つ。

トップリッド内のポケットに仕切りやチェーンはありません。

メインコンパートメントは公称19Lですが、フルロードの25Lのドライバッグを詰める事ができます。

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内部にはVEGA同様に仕切り(オーガナイザ)が2つあり、それぞれゴムバンドの絞りがついています。

バックパネル側に見える引き手のないジッパーは収納ではなくMysteryRanchお得意のアクセスホールで、中にはバックパネルの形状を維持するためのY字型のプレートが入っています。

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大きなポケットは17インチの、小さな方には13インチのラップトップがそれぞれピッタリ入る程度の大きさがあります。

ただし大きなラップトップだと前述のジッパーが筐体に干渉するのと、そもそもパック内部にクッション素材は皆無なためラップトップケースが別途必要になると思います。

容量自体は写真の様にラップトップ二台に加え、更に電話帳レベルの本を2冊ほど持ち運べる余裕の容量です。

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上に出ているコードはハイドレーション用。

写真は3LのHydrapakですが、この様に中に吊るしておく事ができます。

(ちなみにMysteryRanchで扱っているハイドレーションがいつの間にかCamelbakからHydrapakになってますね。)

ハイドレーションのチューブはコードの上にあるスリットからパックの外に出すことができ、

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この様に左右どちらのハーネスにも持っていく事ができます。

こうしたハイドレーションへのこだわりはいかにもMysteryRanchらしい部分ですが、チェストハーネスは旧型でチューブの固定はできず。VEGA同様、チューブの固定具は別途用意せよというやや中途半端な構成です。

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特徴である正面のパネルは、パックとの間に今期から多様されている伸縮性の素材でマチがついており上着などを収納する事ができます。

従来のStick-itはパネルの底部が繋がっているだけだったため左右に張り出した物品も運べた反面、小さな物は横から落ちる可能性がありました。今回の設計ではしっかりとしたポケットになっており、パネルに挟む事の出来るものは限られますが中身をしっかり保持してくれる様になっています。

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ポケットの大きさは1LのNalgeneが2本入る程度で、パーカーなど厚手の上着も入れる事ができます。

 

ここまでざっと紹介致しましたが、良い点悪い点を列挙します。

◯良い点

・サイドコンプレッションのおかげで背負った時のスタイルがいい。

Futuraシステムが無い分重量バランスがよく、軽く感じる。

・Fixedハーネスが思ったより快適だった。特に肩周りにプレートが入っているのが素晴らしい。

・パネルポケットはやっぱり便利。

◯悪い点

・構造的な問題として、開口部が小さすぎる。容量の割に出し入れがしずらい。

・ジッパーの両端についていたリボンが廃止され、ジッパーが閉めにくい。

・ポケットが少ない。リッド裏にもう一個くらいあっても良かった。

・毎度思うがメインコンパートメントのオーガナイザがだらし無さ過ぎて引っかかるので邪魔。潔く無くすかもっとテンションを掛けるべき。

・メインコンパートメント内のアクセスジッパーが邪魔。

・PALSの幅が中途半端。

特にPALSについては誤解のない様説明すると、、

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この様に一見4x3のPALSに見えますが実は左上や右下のスロットは横幅が狭過ぎて使えません。

従って実際機能するのは2x3です。これは結構重要な事で、例えば同社のIFAKやRFAKは横3スロットなので素直には装着出来ません。

4x3にするには幅が足りなかったのでしょうが、それなら最初から3x3で付けてくれればもっと多くの製品に対応出来たはずです。

どうせ飾りなんだから、という事なんでしょうか(怒

ロッドによるのかもしれませんが、横3列以上のPALS製品と組み合わせる予定のある方は要問い合わせです。

 

うーん、また文句の方が多くなってしまった、、。

全体的な印象は、別注品らしい「ちぐはぐ」さでしょうか。

恐らくトレラン用の軽量パックとして設計されており、やけにしっかりした作りのハイドレーション周りからしてデイリーユースやタウンユースというには無理があります。PC用のオーガナイザは恐らくFRAZIERでは想定されておらず、荷物の出し入れに邪魔なだけ。付けずに軽量化を追求しても良かったんじゃないか?とも思えます。

PALSはもう、アウトドア用のパックをタウン仕様にしてミリタリーな味付けにしてみましたって本家でも書いてあるので、あくまで味なんだと理解。

 

とはいえ、背負い心地の良さと格好良さはいい意味で意外でした。

ちなみにタグによると、これまでの表記を踏襲しているなら1ロット100個製造しているようです。

限定生産らしいですが、前回同様後出しで色違いが出てくる可能性も否定出来ません。

 

 

 

MysteryRanch FLATHEAD: ★
☆☆☆☆☆ 情報が乏しく、モデル名・使用用途が不詳な物。
☆☆☆☆ カタログに記載はないが、ネット上に情報のある物。
☆☆☆ 過去カタログに記載されていたが廃盤となった物。
☆☆ 現行品だが国内での入手が難しい物。
☆ 正規取扱店で入手が可能な物。
★ 別注・限定品。

 

TEAM WENDY TRANSIT PACK BY MYSTERY RANCH

NEWS & INFORMATION ACCESSORIES

米軍特殊部隊に採用されている事で知られるTeamWendyが、同社のEXFILシリーズを収納するMysteryRanch製バッグの発売を予告しています。

Team Wendy Transit Pack by Mystery Ranch- COMING SOON!

バッグはTeamWendyとMysteryRanchのダブルネームになっており、一見してMysteryRanchらしからぬツルッとした独特のデザインとなっています。
とはいえ、デッドスペースをNVGの収納に利用したりデイパックになったりと細部のギミックにはらしさが現れています。
見たところ「BOZEMAN MT USA」の刺繍はなく、PIモデルの可能性も否めませんが、すでに同社のヘルメットを利用されている方は装備に加えてみてはいかがでしょうか。

ちなみにこの製品についてはこちらでも紹介されています。
AUSA - Team Wendy Transit Pack by Mystery Ranch - Soldier Systems Daily

余談ですが、輸送時に収納する必要がある事は理解していても、ヘルメットを緩衝材で包むという行為にはダンボールをダンボールで梱包するような一種のナンセンスさを禁じ得ません。。。